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ジャンプ動作について考える

2025.06.28 | Category: 足について

ジャンプには歩く・立つ・走るといった動作の基本が詰まっています。

ジャンプのコツはとてもシンプルです。
下半身で地面をしっかり押して、そのエネルギーをできるだけロスなく上半身に伝えること。
それだけです。

でも実際には、この“エネルギーの通り道”がどこかで止まったり、ブレたりしてしまうことで、思ったように跳べなかったり、かえって身体に負担がかかってしまうことがあります。

ポイントは大きく分けて3つあります。


1. 下半身で地面を「まっすぐ」押すこと

多くの方が、なんとなく力まかせに踏ん張ろうとしてしまいます。
でも大事なのは、足裏からつま先全体で地面を“押し返す”感覚
その際に、足の裏や膝だけでなくお尻(臀部)の筋肉を使って押すことが重要です。

ここがうまく使えると、足裏→お尻→体幹へとエネルギーがスムーズにつながります。


2. 地面からの力を“まっすぐ”受け取るための軸

力は押すだけでは伝わりません。
それを受け取る側(上半身・体幹)に「軸」がないと、エネルギーが途中で抜けてしまうのです。

ジャンプをスローモーションで見るとよくわかりますが、うまく跳べている人は身体の中心に一本のラインが通っていて、ぶれません。
この軸は、腹圧・肋骨・首の位置など、全身の連動で自然と保たれます。


3. ジャンプは「動きの整理」にも使える

ジャンプ動作は、複雑なようでいてとても正直です。
無理な力の入り方やバランスの崩れは、そのまま「跳べなさ」として現れます。

だからこそ、歩行に不安がある方にとっても、ジャンプは身体の使い方を整理するシンプルなテストであり、リハビリのヒントにもなります。

もちろん関節障害がある場合は無理にテストすることは禁物ですが、、、

  • 地面がちゃんと押せているか

  • エネルギーが上半身に伝わっているか

  • 片足でのジャンプができるか

こうした動きの確認は、足の障害を見ていくうえでとてもヒントになると考えています。

その歩き方、骨格のクセかも

2025.06.25 | Category: 足について

その歩き方、骨格のクセかも

骨格が動き方を左右する理由

歩き方や走り方は、その人の「骨格のクセ」が大きく影響しています。たとえば、骨盤の傾きや足の配列によって、重心の位置や足の運び方が自然と変わってくるのです。

実際に当院でも、初めての方の歩き方を見るだけで、おおよその身体の使い方や負担のかかっている場所が見えてくることが多くあります。

たとえば、こんな傾向があります。

  • 骨盤が前に傾いている人は、反り腰気味になりやすく、腰まわりに負担が集中します。結果として、腰痛や張り感が出やすくなる。

  • 反対に、骨盤が後ろに傾いている人は、上半身が後方に倒れやすくなり、バランスを取るために足に余計な荷重がかかります。すると、ふくらはぎや足裏が疲れやすくなったり、足の痛みが出やすくなる。

  • O脚の方は、足の外側ばかりを使いやすく、膝や股関節に負担がかかりやすい傾向がある。

  • X脚の方は、膝の内側にストレスが集中しやすく、偏平足になりやすい特徴があります。足全体の安定性が下がるため、歩行時にふらつきやすく、膝痛にもつながりやすくなる。

このように、骨格の特徴によって歩き方に「クセ」が生まれます。そしてこのクセが積み重なることで、疲れやすさや痛みといった形で体にサインが現れてくるのです。

では、こうしたクセは変えられるのでしょうか。

結論から言えば、完全に「治す」というよりも、体に合った「再教育」をしていくことが大切です。特に大人の場合、まずは今の体の状態になった理由を考えながら状況を整理整頓することが大事だと思っています。

自分の骨格に合った重心のかけ方、使うべき筋肉のバランス、無意識の姿勢のクセなどを見直していくことで、少しずつ歩き方・走り方は変わっていきます。

「なんとなく歩いている」状態から、自分の身体の使い方に気づくことが、第一歩だと思っています。

姉妹での足型の違い

2025.04.23 | Category: 足について

お姉ちゃんは幅広のNew Balance 996

妹さんは少し狭めASICSアイダホ

見た目がそっくりなふたりでも、足の形や走り方にははっきりと違いがあります。

軽やかに走ったり、ペタペタ走ったり。

大人の目には「気になる」その違いも、子どもたちにとってはただ「楽しいから走ってる」だけ。今日も院内を走り回りこけて泣いてまた遊んで…笑

私たち大人ができることは、その“楽しい”を邪魔せず、自然な動きの中で成長につながるサポートをしてあげることだと思っています。

遊びの中に発育を促す工夫を。 小さな違和感が積み重ならないように、足に合った良い靴、遊びの環境を

「教える」のではなく、「整える」。 それが、小さな子どもたちにとっての最大のサポートになると思っています。