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「それ、年齢のせいですね…」に、簡単にはうなずきたくないのです・・
こんにちは。
私の仕事は、「加齢だから仕方ない」と言われた症状に対して、本当にそうなのか? まだできることはないか? を追求することです。
実際、年齢や加齢に関係なく痛みや不調が改善するケースはたくさんあります。
歩き方、使い方、姿勢、感覚…
体の状態を正しく見立て、的確に働きかければ、変化は十分に可能です。
ですが同時に、年齢による組織の変化(老化)は確かに大きな要因のひとつでもあります。
究極のところ、その痛み10年前にありましたか?と・・・
”「老化」をなるべく遅らせる”それは大きな治療の目標にもなると思っています。
では一体年齢を重ねても老化しにくい人とはいったいどういった人なのでしょうか?
日々施術をしていて感じることですが、年齢を重ねても、驚くほど若々しく、イキイキと人生を楽しんでいる方がいます。
そして、そのような方々に共通する人は「好奇心を保ち続ける」ということを意識的に行っているということです。
子どもは、怖いもの知らずで、興味のあることにまっすぐ飛び込んでいきます。
けれど、大人になると、経験を積むぶん「リスク」や「意味」を考えるようになります。
「もし失敗したら…」「意味がなかったらどうしよう」
そんな思考が、無邪気な好奇心にブレーキをかけてしまいます。
ではどのように心がけていく事が正解なのか、
一般的には次のように意識されている方が多いと感じます。
①小さなチャレンジで“安全な失敗”を設計する
②「知らない」を恥じず、楽しむ姿勢を持つ
③結果を素直に受け止める
④「正解探し」より「探求のプロセス」を楽しむ
⑤好奇心を持っている人と関わる
などなど、
これらはとても大切な姿勢だと思います。
とはいえ、実際には興味を持つことを見つけてもなんだか無駄に思えたり、めんどくさかったり、結果が出なかったと感じて、行動することをあきらめることが多いのではないでしょうか?
ではどうすれば、
話は少しそれますが、
お金はあればあるほど安心できます。でも、お金があるだけで幸せになれるかというと、そうとは限りません。
同じように、何かに挑戦して結果を出すこと、技術や知識、人脈を手に入れることも素晴らしいことです。
けれど、それらを持っているだけでは、本当の意味で人生の豊かさにはつながらないのではと、
「大切なのは、自分の取り組みをどう活かすか、誰とシェアするか、どのような社会とつながるか」
この意識があるだけで、チャレンジの結果やその意味に一喜一憂しなくなり、好奇心の炎が消えにくくなるのではないかと感じます。
なぜなら
実際に、70歳でも体は50歳、いやもっと若いのでは…というような方がいらっしゃいます。そのような方は、ただ知識やスキルを増やすだけで終わらず、
その先にある「つながり」や「人の役に立つ喜び」にまで、自分の経験をつなげていこうとされている方ばかりなのです。
お金も、結果も、技術や知識も人脈も、もちろん大事。
けれどその根底に社会とつながるというイメージがあることで、結果や意味を超越した充実感が生まれ、好奇心を保ち続ける原動力にもなるではと感じます、
めまぐるしいほどに変わっていく時代だからこそ
常に「自分の好奇心の行き先が、どんなふうに人や社会と交わっていくのか」とかんがえることが、年齢を超えて、人生を若々しく健康にするのではないでしょうか。
とはいえ、私の仕事はまず皆様の痛みを取り除くこと。
皆様のお身体に潜む大小の痛みや違和感を取り除き、その先にある日々豊かな人生が送れるよう多方面からお手伝いできればと思っておりますので、一緒に頑張っていきましょう!