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Blog記事一覧 > 運動について - KAIFUKU in 大 〜足と姿勢、自律神経の総合整体院の記事一覧

ダイエットと骨盤、お尻のトレーニング

2025.09.03 | Category: 美容ダイエット,運動について

「ダイエット=体重を減らすこと」であり、酵素ファスティングや自律神経調整はとても重要な方法になることは以前お伝えしました。しかし、同時に からだの使い方を変えることが大きなダイエット効果と、健康で魅力的な体つくりにとって大切なことです。

特に重要なのは 骨盤や臀部の正しい使い方
骨盤を安定させ、お尻の筋肉をうまく使えるようになると、代謝が自然に高まり、姿勢も美しく整っていきます。結果として「形がきれいに変わる」ことにつながります。

反り腰を治す。お腹を引っ込める。O脚やX脚を治す。お尻を鍛える。これは、単なる美容目的のトレーニングではなく、痛みのない身体づくりの延長線上にあるもの
膝や股関節、腰などの不調は「からだの使い方の癖」から起こることが多いため、その改善は健康と美容の両方に直結します。

当院が得意とするのは、まさにこの「動き方の改善」でもあります。
内側からのケア(ファスティングや自律神経調整など)に加え、外側からも体を整えることで、

  • 痛みからの解放

  • 美しい姿勢・体型づくり

  • 健康的でしなやかな動作

これらを同時に目指すことができます。

「内側からだけでなく、外側からもきれいになりたい」
そんな願いを持つ方にとって、日常における動き方の改善は大きな一歩となります。

専門的な治療をつなげ、効果を最大限に ~足、自律神経、姿勢の総合整体院 KAIFUKU in 大~

西宮、芦屋、宝塚、夙川、苦楽園口エリアの総合整体院をお探しの方は当院まで。

「動きが悪い」は、悪でしょうか?

2025.04.15 | Category: 運動について

よく私は、患者様に対して

「○○の動きが悪いですね。○○のエクササイズをしましょう」

といった形でアドバイスをします。

基本的な考え方として、「動きの悪さ」を改善することは、痛みや不調の改善、健康維持において非常に有効です。可動域を広げることで筋肉や関節の負担を軽減できたり、血流やリンパの循環がよくなるなど、全身への良い影響が期待できます。

しかし一方で、「その動きの悪さは、必ずしも“直すべきもの”なのか?」という視点も同時に持つことが大切だと感じています。

整体師として現場に立ってきた中で、動きの悪さにも「すぐに改善すべきもの」と「一旦は許容していいもの」、「受け入れて他で代償すべきもの」があると実感しているからです。次にいくつかの例を挙げてみたいと思います。

 

柔軟性には“才能”や“限界”がある

以前、プロのキックボクサーの方を施術させていただいたことがありました。

その方は「股関節が硬く、キックが苦手。可動域を広げたい」とご相談くださいました。

確かにキック動作において股関節の柔軟性は重要です。

しかしその方の体を診てみると、股関節の骨格の形状や、筋肉の質そのものが非常に硬く、いわゆる「生まれつきの硬さ」とも言えるものでした。どれだけストレッチや施術をしても、可動域の変化は非常に限られており、「これ以上の柔軟性向上は難しい」と判断せざるを得ませんでした。

この経験から私は、「柔軟性にも持って生まれた“才能”や“限界”がある」ということを強く実感しています。

すべての人がヨガインストラクターのような柔らかさを目指す必要はありません。必要以上に柔らかさを追い求めることが、逆に身体を壊すリスクにもなり得るのです。

 

「うつ状態」で動きが悪い時に、無理は禁物

心の状態も、身体の動きに大きく関係しています。

うつ症状のある方は、気持ちだけでなく、身体の反応そのものが鈍く、重くなってしまうことがあります。筋力や柔軟性の問題ではなく、神経やホルモンの状態によって「動けない」「動きたくない」と感じてしまうのです。

このような状態で無理に体を動かそうとすると、かえって心の負担が増してしまい、逆効果になることもあります。

「動けない時期」は、心と体が「一度休みたい」とサインを出しているとも言えます。

そのサインを無視して、「とにかく動かそう」「改善させよう」とすると、かえって悪化してしまう可能性があるのです。

整体では、体の状態を見ると同時に、最も効率的に身体が回復するプロセスを見極める必要があります。

 

組織の線維化によって、動きが制限されているケース

身体を長年酷使してきた場合や、同じ動作を繰り返し続けた場合、筋肉や腱、関節まわりの組織が「線維化」してしまうことがあります。

これは、コラーゲン繊維が過剰に蓄積され、組織がゴワゴワと硬くなる現象で、一種の“老化”とも言えます。

このような場合、無理に伸ばしたり動かそうとすると、さらに線維化が進んで逆効果になることがあります。

また、炎症を引き起こして痛みが強くなることもあります。

「動かせば動くほど良くなる」という考えが通用しないパターンもあり、段階的にアプローチしていく必要があります。

筋膜リリースや血流改善など、間接的なアプローチから始めることも大切です。

 

内臓疾患や自己免疫疾患による影響

内臓の不調は、見た目にはわかりづらいですが、筋肉や関節の状態に影響を与えることがあります。

たとえば、腎臓や肝臓が弱っていると、腰まわりや背中に硬さや痛みとして現れることがあります。

また、自己免疫疾患(例:関節リウマチ、膠原病など)によって、関節や神経そのものが炎症を起こしているケースでは、そもそも「動かせば改善する」というフェーズではないこともあります。

このような背景を持つ場合、病気の背景をしっかりと分析し、根本的な問題にアプローチすることでしか、回復させることができません。

 

「動きの悪さ」は許容すべき時期・状態もある

「動きが悪い=すぐに直さなければいけない」というわけではありません。

むしろ、「身体の動きにくさ=身体が動きを嫌がっている」と考え、嫌がる理由を取り除いてあげると、自然と痛みや不調から解放され、気が付けば動くようになっていたということがよくあります。

「動かせば改善する」という発想の前に、「その動きの悪さには、どんな背景があるのか?」をしっかり見極めること。

これが、身体を良くしていくために最も大切な考え方だと思っています。

 

西宮、芦屋、宝塚、夙川、苦楽園口エリアの総合整体院をお探しの方はご相談ください。

~足、自律神経、姿勢の総合整体院 KAIFUKU in 大~ 専門的な治療をつなげ、効果を最大限に  

ストレッチは腰痛に有効?

2025.02.25 | Category: 治療について,運動について

ストレッチは腰痛に効く?それとも悪化する?

「ストレッチは腰痛に効果がありますか?」
これは、ご来院される患者様からよく聞かれる質問のひとつです。

私自身、この質問に対して「やったほうがいい」と伝えることもあれば、「今は控えたほうがいい」とお伝えすることもあります。結局のところ、腰痛の原因やその人の体の状態によって、ストレッチの効果は変わってきます。

とはいえ、わかりやすい何らかの基準を作るとすれば、次のようなパターン分けができるのかなと思いましたので参考にしてみてください。

ストレッチが効果的な腰痛タイプ(やったほうがいい人)

① 反り腰(腰椎前弯タイプ)の人
腰が過剰に反っている人は、大腿四頭筋(太ももの前側)や腸腰筋のストレッチが効果的です。これらの筋肉が硬くなると骨盤が前傾し、腰の反りが強くなり、腰痛につながります。
しかし、このタイプの人がハムストリング(太ももの裏)を伸ばしすぎると、さらに骨盤が前に傾き、腰への負担が増すため、注意が必要です。

② 猫背・腰が丸まりやすい(腰椎後弯タイプ)の人
逆に、腰が丸まりやすい人(特に高齢の方に多い)は、ハムストリングや殿筋(お尻の筋肉)のストレッチが有効です。これらの筋肉が硬くなると、骨盤が後傾し、背中が丸まりやすくなります。
ただし、このタイプの人が大腿四頭筋をストレッチしすぎると、さらに骨盤が後傾し、腰痛が悪化することがあるため、バランスを考えながら行うことが重要です。

③ 活動的でエネルギーが高い(躁傾向)の人
普段から動きが多く、交感神経が優位なタイプの人は、ストレッチによって筋肉を緩めることでパフォーマンス向上につながることがあります。特に運動後のストレッチは、疲労回復や柔軟性の向上に効果的です。

④ 仕事終わりや運動後のストレッチ
仕事や運動後は体が温まり、筋肉の柔軟性が高くなっています。このタイミングでストレッチを行うと、体がリラックスし、血流が良くなるため、腰痛の予防や回復に役立つことがあります。

ストレッチを避けたほうがいい場合(やらないほうがいい人)

① うつ傾向が強い人
うつ傾向の人は、副交感神経が過剰に働き、全身の筋肉が緩みすぎていることが多いです。その状態でさらにストレッチを行うと、体の支えが不安定になり、逆に疲れやすくなることがあります。こうした場合は、ストレッチよりも軽い運動やリズム運動のほうが適しているかもしれません。

② ぎっくり腰などの急性腰痛の人
炎症が起きている状態で無理にストレッチをすると、症状が悪化することがあります。特に動かすと痛みが強くなる場合は、まずは安静にし、炎症が落ち着いてから慎重にストレッチを取り入れることが大切です。

③ 仕事や運動の前のストレッチ
仕事や運動の前に長時間ストレッチをすると、副交感神経が優位に働くこともあり、リラックスし過ぎてしまうことや、筋肉の力が発揮しにくくなり、腰を支える機能が低下することがあります。特に、重量を扱う作業やスポーツをする前には、静的ストレッチ(じっと伸ばすストレッチ)よりも、軽い動きを取り入れた動的ストレッチのほうが適していると言われています。

もちろん、これらの内容で全てをカバーできるわけではありません。

最終的にはストレッチ後の体の感覚を長期的に観察し、自分に合う方法を探っていくことが大切です。

ただ、体が良いと感じたことは不思議と習慣化されていくものです。
長期的な体の健康を維持するために、自分の感覚を養うことが一番重要だと私は思っています。

是非参考にしてみてくださいね。

西宮市、宝塚市、芦屋市、夙川、苦楽園口周辺で整体をお探しの方は、KAIFUKU in 大へ、ぜひご相談ください。