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Blog記事一覧 > 未分類 - KAIFUKU in 大 〜足と姿勢、自律神経の総合整体院の記事一覧

自律神経の不調と歩行の乱れ

2025.08.06 | Category: 未分類

歩き方の乱れに、自律神経が関係していることも

「なんだか最近、歩くとふらつく気がする」
「足が地についていない感じがする」
こういった相談を受けることがあります。

一見すると筋力の低下や加齢の影響のように感じられるかもしれませんが、
実はこのような歩行の不安定さには、自律神経の乱れが関係していることもあります。

結論からお話しすると、歩行=筋肉の働き=神経の働き、このように考える必要があります。

自律神経がうまく働かなくなると、
姿勢を保つための深部の筋肉(体幹)や、歩くときに無意識で使われる細かな筋肉の力が入りにくくなります。
それにより、歩くときのタイミングや重心移動がズレてきて、身体全体のバランスが崩れていきます。

注意しなければならないのは、筋力の低下や歩行の乱れが長期間続くと、足の機能自体が退化してしまうことです。
すると、いざ自律神経の状態を整えようとしても、足の感覚や連動性が取り戻しづらくなり、改善のスピードが鈍くなってきます。

これは特に、年齢を重ねた方ほど注意が必要です。
若い方であれば一時的な乱れも比較的早く回復できますが、
加齢とともに足の機能は退化する一方で、回復力も落ちてくるため、「歩き方のクセ」が戻らず、そのまま慢性的な不調につながりやすくなるのです。

不調がなかなか良くならない背景には、
実は「歩き方の乱れ」が関係していて、
その歩き方の乱れを引き起こしているのが「自律神経の不調」だった
というケースは少なくありません。

歩行の質をあげることは自律神経の不調を改善するためにとても大事な項目だと思っています。

何となく歩くことの弊害

2025.08.02 | Category: 未分類

何となく歩くことの弊害

私たちは毎日、当たり前のように歩いています。
でも、その「歩き方」を自分で意識したことがあるという方は、ほとんどいません。

問診で、「歩き方を見直したいと思ったきっかけは何ですか?」と伺うと、
「よく転ぶようになった」「膝や股関節が痛い」「なんとなく姿勢が悪いと感じる」
そんな声がよく返ってきます。

でも実は、それより前から“サイン”は出ていることが多いのです。


歩くときに、足の裏のどこを使っているか。
膝はどう動いているか。
骨盤や肋骨が揺れているか。
視線はどこにあるか。

何気ないようですが、これらはすべて体の状態を映し出すヒントになります。
そして、それらがちょっとずつズレてくると、
「何となく疲れやすい」「なんか体が重い」「気づけば痛みがある」
という、はっきりしないけど続いてしまう不調に変わっていきます。


特に現代は、歩く距離や時間が減っていて、
また、自分足に合ってない靴を履いているせいで足の指が弱ってしまったり、疲労がたまっている中で歩行の悪い癖がついてしまう方も多いです。

歩くという動作は、全身の連動です。
足だけでなく、体幹、腕、目の使い方、呼吸――すべてがつながっていて、
「ただ歩いているだけ」の中に、体のクセや状態が表れます。

歩き方を少し見直すだけで、姿勢が楽になったり、疲れにくくなったりすることがあります。
当院でも、足や膝の症状で来られた方が、「歩き方のクセを変えたら腰まで楽になった」と驚かれることは少なくありません。

今の歩き方は、過去の習慣や環境の積み重ねです。
それを見直すことは、自分の体と向き合いなおすことでもあります。

「なんとなく調子が悪い」
そんなときは、まず「自分がどんなふうに歩いているか?」を少しだけ気にしてみてください。

そこに、不調をほどくためのヒントが隠れているかもしれません。

「治療のレベル」について

2025.07.16 | Category: 未分類

「治療のレベル」について

~走るのが速い子は、教えなくても速い~

運動指導をしていると、こう感じることが少なくありません。
本人の努力もあるでしょうが、とにかく走りに関する「必要な要素」がそろっているのは間違いありません。

このような子供たちがさらに早く走るためのトレーニングや情報は、残念ながら運動が苦手な子供達にとって、全く役に立たないことがあります。

これは、治療の現場でもまったく同じです。

ときどき、「病院にも整体にも行ったことがありません」とおっしゃる方がいます。
身体の不調を感じず、当然のように健康でいられる。これはとても貴重なことです。

私が感じるのは、そうした方には「自然に整っている何か」があるということです。
それは筋力や骨格の話だけではなく、感覚の鋭さや神経の発達、呼吸やリズムといったものより、さらに根本的な何かがあります。

そして、体の悪い状態の患者様に、上記のような方々が普段行っている治療やトレーニングを指導すると全く良くならないといったことが起こります。

子供の走り方指導と同じですね。

大事なことは

ラジオの周波数を合わせるように、まずはあなたに合った治療レベル「周波数」を見つけること。
あなたの身体の状態がどの段階にいるのか、どのレベルから整えていけばよいのかを一緒に考え、理解していくことだと思っています。

一歩一歩着実に。

成果を実感し、健康作りや運動も楽しめるように一緒に作っていきましょう。