Blog記事一覧 > 7月, 2025 - KAIFUKU in 大 〜足と姿勢、自律神経の総合整体院の記事一覧
「治療のレベル」について
~走るのが速い子は、教えなくても速い~
運動指導をしていると、こう感じることが少なくありません。
本人の努力もあるでしょうが、とにかく走りに関する「必要な要素」がそろっているのは間違いありません。
このような子供たちがさらに早く走るためのトレーニングや情報は、残念ながら運動が苦手な子供達にとって、全く役に立たないことがあります。
これは、治療の現場でもまったく同じです。
ときどき、「病院にも整体にも行ったことがありません」とおっしゃる方がいます。
身体の不調を感じず、当然のように健康でいられる。これはとても貴重なことです。
私が感じるのは、そうした方には「自然に整っている何か」があるということです。
それは筋力や骨格の話だけではなく、感覚の鋭さや神経の発達、呼吸やリズムといったものより、さらに根本的な何かがあります。
そして、体の悪い状態の患者様に、上記のような方々が普段行っている治療やトレーニングを指導すると全く良くならないといったことが起こります。
子供の走り方指導と同じですね。
大事なことは
ラジオの周波数を合わせるように、まずはあなたに合った治療レベル「周波数」を見つけること。
あなたの身体の状態がどの段階にいるのか、どのレベルから整えていけばよいのかを一緒に考え、理解していくことだと思っています。
一歩一歩着実に。
成果を実感し、健康作りや運動も楽しめるように一緒に作っていきましょう。
歩き方に影響する要素はいろいろありますが、その中でも意外と見落とされやすいのが「目の使い方」です。
当院では問診時に、足や体の状態だけでなく、皆様の目の使い方にも注目して検査を行っています。
最近は、スマートフォンを下向きで見ている時間が長くなっており、目線が常に下を向いている方がとても多い印象です。
こういった目線のクセがあると、耳の後ろや後頭部の筋肉が緊張しやすくなり、次第に背骨のアライメントが乱れていきます。
その結果、膝が曲がったまま歩くクセにつながり、膝の痛みや腰の不調を引き起こすこともあるのです。
また、目の動きが固まってしまっている方は、視野が狭くなり、体も緊張しやすくなります。これは日常生活のストレスや姿勢のクセとも深く関係しています。
歩き方が気になるときは「目線」を見直してみましょう
「最近、歩く姿勢が悪くなってきた気がするな」
そう感じたときは、まず「自分がどこを見て、どんなふうに歩いているか?」を少し観察してみてください。
思わぬクセや偏りに気づくかもしれませんよ。