治る方法は1つではない
治るとは?健康を見失わないために
私たちのまわりには、身体に関する悩みがあふれています。
自律神経の乱れ、関節症、成長痛、腰痛、変形性膝関節症、肩や首のこり、頭の痛み…。
そして、それらを「治す」ために本当にたくさんの治療法が存在します。
数えきれないほどの治療法
マッサージ、筋膜リリース、ストレッチ、鍼治療、アナトミートレイン、AKA、PNF、アプライドキネシオロジー、エネルギー治療、気功、電気治療、カイロプラクティック、神経治療、呼吸、食事、瞑想、投薬、外科的治療、インソール、テーピング、カウンセリング、○○式…。
数え上げればきりがありません。
そしてこれからも新しい方法は生まれ続けるでしょう。
ただ、ここで少し立ち止まって考えてみたいのです。
手段と目的のすり替え
一つの痛みや不調、一つの治療法の枠の中にいるとき、私たちはまるで無敵のように感じることがあります。
それは、手段やルールに守られている安心感があるからです。
「この方法が正解だ」
「この技術で治せる」
そうやって先生と患者様の想いが一体になった瞬間に、
「患者様が良くなること」よりも「方法そのもの」が目的になってしまう危うさがあるのです。
専門性の大切さとその限界
もちろん、専門医や整体院を否定するわけではありません。
医療や施術が今後も前進するために、専門性を追求していくことはとても重要です。
当院も足や自律神経、姿勢を専門にしています。
しかし、人の身体も心も環境も常に変化していくものです。
「一つ良くなれば、また別の不調が出てくる」
そんなことは臨床の現場では日常茶飯事です。
健康を見失わないために
健康になるためのルールや方法は、とても大事です。
けれども、そのルールに縛られてしまうと、かえって気づけないこともあります。
大切なのは「治すための手段」ではなく「より良い状態で過ごせること」。
良いコンディションを作るための道は一つではありません。
当院では、その可能性を一緒に探し、学んでいくことを大切にしています。
西宮、夙川、芦屋、苦楽園口の整体院 KAIFUKU in 大 ~足、姿勢と自律神経の総合整体院~