5つのタイプの足の置き方
５つのタイプの歩き方
今日は歩くときの「足の置き方」について、5つのタイプに分けて説明していきます。
１．足をそっと置く人
そっと足を置く人は、一見すると身体に受ける衝撃が小さいように見えます。
ただ、その理由が必ずしも良いとは限りません。
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良いケース：股関節や体幹が安定していて、力みに頼らずに歩けている
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注意したいケース：足裏を使いきれず、そっと置かないと不安定になる
２．トンと強めに置く人
地面を叩くようにトンと置くタイプです。
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良いケース：リズム感が良く、体幹の軸が強い。特にスポーツでは推進力になる場合もある
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注意したいケース：足裏のクッションを使えておらず、膝や股関節への衝撃が蓄積しやすい
「強く置く＝悪い」ではなく、衝撃を吸収できる足の状態かどうかで意味が変わります。
３．つま先から置く人
つま先から置くのが癖の人は、ふくらはぎや足指に頼りやすい傾向があります。
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良いケース：前への意識が強く、スピードに乗りやすい
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注意したいケース：ふくらはぎが張りやすく、疲れやすい。外反母趾や足趾の癖が強くなることも
４．かかとから置く人
現代の靴の構造もあって、かかと接地の人はとても多いです。
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良いケース：骨でしっかり支え、歩きのリズムが安定しやすい
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注意したいケース：かかとに乗り過ぎて、体の後ろが重たくなり、前へ進む力を削いでしまう
「かかとから着くのが正しい」と聞いたことがある人も多いですが、体のタイプによっては逆に負担になることもあります。
５．真っすぐ置いているつもりで、少し外に流れている人
これは地面を蹴る際に、つま先が外に流れる人のことを言います。
自覚はなくても、足先が外に流れることで、膝や股関節のねじれが生まれやすくなります。
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良いケース：外に流れているように見えて、実は全体のバランスが取れているパターン（高齢者に多い）
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注意したいケース：足裏の内側が使えず、アーチが落ちやすい。結果として、股関節や腰の不調につながりやすい
本人は「まっすぐ置いているつもり」なので、気づきにくいです。動画で一緒に確認していく必要があります。
まとめ：表面的に良い・悪いを決めるのではなく、背景にある原因が大事
歩き方を見ていて思うのは、
足の置き方の癖にはほぼ必ず理由があり、それがその方の生活に合っているのかどうか、将来的にリスクがあるのかどうかを考える必要があるといことです。（アスリートは別）
結局は、身体の状態をひとり一人に合わせて整理しながら見ていくことが大切だと思っています。
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アーチをしっかり作る方が良い人もいれば、アーチを落とした方が良い人もいる
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静かな接地が合う人もいれば、しっかり接地のした方が安定する人もいる
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親指で地面を蹴る方が良くなる人もいれば、それが負担になる人もいる
結局は、身体の状態をひとつひとつ整理しながら見ていくことが大切だと思っています。
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