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何となく歩くことの弊害

2025.08.02 | Category: 未分類

何となく歩くことの弊害

私たちは毎日、当たり前のように歩いています。
でも、その「歩き方」を自分で意識したことがあるという方は、ほとんどいません。

問診で、「歩き方を見直したいと思ったきっかけは何ですか?」と伺うと、
「よく転ぶようになった」「膝や股関節が痛い」「なんとなく姿勢が悪いと感じる」
そんな声がよく返ってきます。

でも実は、それより前から“サイン”は出ていることが多いのです。


歩くときに、足の裏のどこを使っているか。
膝はどう動いているか。
骨盤や肋骨が揺れているか。
視線はどこにあるか。

何気ないようですが、これらはすべて体の状態を映し出すヒントになります。
そして、それらがちょっとずつズレてくると、
「何となく疲れやすい」「なんか体が重い」「気づけば痛みがある」
という、はっきりしないけど続いてしまう不調に変わっていきます。


特に現代は、歩く距離や時間が減っていて、
また、自分足に合ってない靴を履いているせいで足の指が弱ってしまったり、疲労がたまっている中で歩行の悪い癖がついてしまう方も多いです。

歩くという動作は、全身の連動です。
足だけでなく、体幹、腕、目の使い方、呼吸――すべてがつながっていて、
「ただ歩いているだけ」の中に、体のクセや状態が表れます。

歩き方を少し見直すだけで、姿勢が楽になったり、疲れにくくなったりすることがあります。
当院でも、足や膝の症状で来られた方が、「歩き方のクセを変えたら腰まで楽になった」と驚かれることは少なくありません。

今の歩き方は、過去の習慣や環境の積み重ねです。
それを見直すことは、自分の体と向き合いなおすことでもあります。

「なんとなく調子が悪い」
そんなときは、まず「自分がどんなふうに歩いているか?」を少しだけ気にしてみてください。

そこに、不調をほどくためのヒントが隠れているかもしれません。